ジョジョEoHやろうぜ！ その２

ジョジョEoHの世界に入門を志す諸兄らに送るという名目で書き連ね始めたエントリーの第二回である。

前回はゲームについての概要を説明し、心構えというものに触れた。そして、最終的に「御託を並べてないでさっさとゲームをしろ」と突き放した。獅子は千尋の谷に子供を突き落とすというが、まさしくあの心境である。

とは言うものの、現代の日本で崖から突き落として放置してはただの殺人事件なので、登る手助けをしようと思う。

今回は攻撃について……とも思ったが、その前に移動周りとロックオン、それからスタミナについて述べておくことにする。

●移動とジャンプ

本作は左スティックで移動、×ボタンでジャンプすることが出来る。

移動は障害物等に干渉しない範囲なら360度好きな方向に移動が可能。スティックを倒す角度で歩きと走りが選べる。この二つは移動速度以外にスタミナの回復速度に差があり、歩きはニュートラルと同速で回復、走りはそれに比べて幾分遅い。その為、スタミナを回復を重視したい場合は歩きで移動するという選択肢がある。

▲優雅に歩くプッチ神父。位置調整などに使おう

ジャンプは文字通りのジャンプで、障害物や段差を乗り越える際に使う。オーソン(コンビニ)などの飛び越えられない高さの物は掴まって這い上がれる。起伏に富むステージを自由に行き来するには必須のテクニックだ。

▲這い上がる花京院。スタイリッシュ過ぎて言葉選びが適当じゃない気がする

ジャンプの際にスタミナを消費する他、空中ではガードや位置の調整などが出来ない。攻撃は行えるがその後は無防備な状態になるのでむやみにピョンピョン飛ぶのは危険である。

●カメラ操作/ロックオン・オフ

右スティックを倒すとカメラ操作、R3ボタン(右スティックの押し込み)でロックオン・オフの切り替えになる。

カメラ操作は文字通り、カメラを操作する。上下左右ともオプションでリバース設定を出来るので自分の使いやすいようにしておくといい。

ロックオンもまた言葉通りで相手一体を捉えた状態になる。ロックオン中はロックした相手に照準が重なり、移動が相手を軸にした動きになる。また、攻撃の際は相手に向き直るようになり、対象を取る攻撃はロック相手に向かうようになる。

▲二重になっているのはパートナーのロックが重なっている証。
自分へのロックは頭上の剣のマークから判断ができる。
この図だと相手からのロックは受けていない

スティック左右でロック対象の切り替え。この時に気を付けたいのは、ステージ上に存在するロック可能なギミックも対象に含まれていること。全く意図していないギミックにロックを吸われることがある。

▲死神13に視線を奪われる花京院

混乱した場合は一度ロックを解除して状況を整理しよう。

また、ンドゥールなどの遠隔操作可能なスタンド使い等は入り組んだ地形に身を隠してスタンドだけを送り込んでくることがある。その場合はロック相手に移動を左右されないよう、オフにしておいた方が都合がいいことも。

●ダッシュ/ホーミングダッシュ

L2ボタンを押すとダッシュ。
身構えて力を溜める様なモーションの後、勢いよく走り出す。押しただけなら一定距離を走って終わりだが、ボタンホールドで走る長さを調整可能。スタミナはスタートで一定量を消費し、持続させるとじわじわと消費しながら走っていく。なんにせよ、停止の際は隙の大きなブレーキモーションが挟まるので注意。

▲全力でダッシュする仗助。この後、バイクに突っ込んで爆破炎上

相手をロックしているとホーミングダッシュとなり、相手に向かってまっすぐ突っ込んでいく軌道になる。この時は飛び道具を受けてもよろけたり怯んだりしない為、相手の飛び道具に合わせて使うと一気に間合いを詰められる。

ダッシュには攻撃判定があり、接触した相手をよろけさせる。ここから□ボタンでダッシュ攻撃、更に□で通常攻撃のコンビネーションと言うのがこのゲームの常套手段である。
また、×ボタンでダッシュ慣性の乗ったジャンプを出せる。

強力な接近手段であるダッシュだが、咄嗟にガードが出来ないので攻撃を合わせられると手痛い反撃を食らうことになる。DHA等なら飛びジャンプで飛び越えるのも手である。

また、スタミナ消費も激しいので接近手段としてこれに頼ってばかりいると、息切れを起こす。

●スタミナ

さて、何も説明せずに使っていたが、各キャラクターはスタミナを持つ。残量は体力の下にあるゲージで確認できる。

▲右側にハートマークの付いた体力ゲージ。
その下にある黄色いゲージがスタミナの残量を表す

説明したジャンプとダッシュ/ホーミングダッシュ以外に、ステップでも消費される。なお、攻撃をキャンセルして出したジャンプやステップは消費量が増加するので注意すること。

スタミナを使いきってしまうと暫くの間、スタミナを消費する行動が取れず、またスキルも使えなくなってしまう。ただ、この制限はスタミナが急速回復する間だけのため、急を要しないことがわかっているならばスタミナを使いきって急速回復を狙うという選択肢も十分にあり。