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2015年12月2日水曜日

マラサイ&ガブスレイ覚書・後編

前回から引き続き、マラサイ&ガブスレイについての覚書。
今回は立ち回りとドライブ、そしてこの機体の最大の特徴である「乗り換え」について触れていく。



●立ち回り

大雑把に言うと、マラサイはメインを軸として弾をどんどん送り込んでいくような戦い方を、ガブスレイは機動力を生かした丁寧な差し合いをしていく感じになる。

性質上、マラサイの時間が大半なのでまずはマラサイに慣れないことには始まらないが、幸いにしてマラサイは分かりやすい強味を持っているので付き合いやすいと思われる。
機動力に問題があるが、接近に関しては特格格闘派生などで踏み込めるので出るだけならそこまでの苦労はない。逆に詰めすぎると離れるのに難儀するので押し引きのタイミングは慎重に見ている。
メインはブーストを圧迫しない程度なら気楽に撒いてよく、引っ掛かれば御の字程度のぬるい射撃も可能。とは言うものの、あまり惰性で撒き続けて着地を見逃しては意味がないのでメリハリは大事に。
アシストは射程に限界がないレバー入れの方が安易に撒いても効果が出やすい。気がする。要所ではNで取った方がリターンは出る。
特格は格闘派生の存在もあり、競り合いの最後の切り札としては嫌らしい。先述の通り、攻め手の第一歩としても優秀なので、工夫のし甲斐があると言える(俺はあまり使ってない)

ガブスレイは高い水準で揃った万能機らしいので頑張ってください。俺はここがしっくり来てないのでなんとも言えない。
万能機らしいメインを適度に送りつつ、CSを刺していく戦い方になるだろうか。所々で変形機動も織り交ぜつつ、近接では格闘も狙えるとは思う。

●乗り換えについて

さて、ここまでの所を踏まえた上で乗り換え論を整理しよう。

20というコスト上、15と組んだ時だけは2落ちが可能。
と言ってみたものの、可能というだけで相方が許してくれるかは別問題であり、耐久を考えると最後の一機は15に回しておいた方が良いことが多い。

なので、基本的には1回だけ乗り換える機会がくると考えて良い。
即ち、ガブスレイに乗るか? マラサイを続投させるか? が問題になる。

個人的には「基本的にはガブスレイでよく、一部例外的にマラサイ続投」と考えている。

腹の探りあいでゆったりとした展開になりがちな序盤戦ならともかく、覚醒とドライブが入り乱れる中盤から終盤を考えると何だかんだで機動力がいる。そうなると、やはり足回りの良いガブスレイの方が潰しが利く。
弾幕形成で終始優勢に押せるならひとつの選択として考えたくなるが、そこまで優位に立てているなら恐らくマラサイが落ちない(落とされない=放置気味。の方がより正確か)
そうなると、今度は相方の耐久が減らされて逃げ回る展開が怖い。それをマラサイが守りきれるかといえば甚だ疑問。

この機体は換装機体と違い、一度出撃してしまうと機体を変えることはできない。例え選択ミスだと感じても、もうフォローする手立てはない。そのため、落ちて戻ってきた後の戦場を予め思い描いて機体を選ぶ必要がある。

流れを考えるとこちらが二機目のマラサイを出す頃には相手には覚醒がある可能性が高い。こうなってくると序盤の優勢を保ち続けられる保証はどこにもない。覚醒絡みのプレッシャーをマラサイが持てる力を尽くしてはね除けた、逃れたとしても相方が崩れる可能性もある。
相手の覚醒も吐かせた、再度の覚醒はない、しかもこちらは優勢というならマラサイ続投がベストと言えるが、そこまで整っているとは考えにくい。
無尽蔵の弾を垂れ流すのはマラサイにしか出来ないが、ガブスレイも万能機相応の性能は持っており継戦能力が極端に低い訳ではない。迷うのなら潰しの効くガブスレイを選んでおくのが無難、というわけ。

また、話は若干変わるが、切り替えにおおよそ2秒を要する点は気をつけておきたい。
咄嗟に切り替えようとしても間に合わない可能性があるので、早め早めの判断が肝要。
なお、切り替え時に本体には一切の動作がなく、さらにはチャージ完了後にボタンをリリースする必要もない。漫然と押しっぱなしにしていると目当ての機体を行き過ぎて、戻ってきてしまう。ゲージを見るなり音で把握するなりしておくこと。

●ドライブ選択

デフォルトはシューティング。両機の射撃能力もあり、特に疑問はない。
マラサイはドライブ無しでも手動リロで連射可能なメイン、アメキャンを持つため他機体ほど劇的な変化には見えない。とは言え、サブやアシストへのキャンセルルートが追加され、特格からメインで降りられるようになるなどシナジーはある。

逆にガブスレイはメイン連打やアメキャンと分かりやすい強化を得られる上、リロード速度の向上の恩恵がありがたい。
格闘を持つ以上、ファイティングとの相性が極端に悪いということもない。近接間合いでの戦いを好むなら持っておいても損はない。

プレイスタイルに応じて選ぶ余地があると言えるだろう。