前回のエントリで心配していた通り早雲ちゃんが敗北しました。
どんな無残な負け方をするかと不安になっていたたが、強敵天魔王ゴッド・ゼクスを撃退。後アタック一回のところまで追い込むなど、かなりの活躍を見せた。
さすがはムサシの実力者の一人、浜の鬼姫である。
しかし、今回気になったのはそのバトルの演出。
流石にこれはやり過ぎではないだろうか。
●バトルシステム
バトルスピリッツのアニメは前後で世界観が変わることもあり、バトルの演出は作品ごとに異なるものが採用されている。
今回の烈火魂はバーチャルシステムと呼ばれている。原理はわからないが、バトルの際には開発したであろうIBSAの承認が必要になる辺り、何らかのスピリットたちを擬似的に出現させて戦っているものだと推測される。
現在は大会ということで、スタジアムでバトルが行われているが、以前は街中や草原などでもバトルしている。その際は毎回バトルシステム展開の可否が確認された後、承認を受けた場合のみバトルが行えるという仕組みだ。
まあ、劇中にバトルが否認されたことは一度もないが。
なんにせよ、このバーチャルシステムは何者かの手によって開発され、現在はIBSAによって管理・運営されているシステムであることがわかる。
そのことを踏まえたうえで次の画像を見てほしい。
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▲ゴッドゼクス撃破の瞬間 |
●加速する演出
まあ、とはいうものの。実際、このシステムがおかしいのは今回始まった話ではない。例えばゴッド・ゼクスの召喚時には観客席にいるギャラリーは皆吹き荒れる風のために腕で顔をかばうのがお約束。最後のライフを削られた時はバトラーはバトルマシンから振り落とされるのが常という過酷な世界なのだ。
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▲結構派手に飛んでるが、いつものこと |
しかし、今回の試合のことを思えば、今まではまだまだ平和な部類だったと言わざるを得ない。
今回、早雲は新たなるソウルバースト、ネクサス暁の寺院城アルンを使用。Sバースト時の効果により、第六天魔王のマジックの使用を制限、更には配置されたアルンの効果で自分のセンジュのレベルを最大としてアタックした。
これ以前に設置した、芙蓉の五重塔と千間観音堂と合わせて、センジュのシンボルは合計4。低コストのブロッカーはセンジュの能力で一掃されており不在。ワンパンでライフを全部持っていかれる以上、第六天魔王はゴッド・ゼクスでのブロックを強要されるというわけだ。
それだけなら相打ちなのだが、ここで早雲はマジックを用いてセンジュのBPを底上げ。第六天魔王はマジックを使うことができないのでBP上昇は望めず、先ほど紹介した大爆発のシーンに続く。
さて、今まで絶対的な存在として君臨していたゴッド・ゼクスの退場に湧く場内だったが、自ターンを迎えた第六天魔王は不敵な笑みを浮かべ、天魔王降臨をプレイ。天魔王ゴッド・ゼクスがトラッシュにある時、手札から天魔王ゴッド・ゼクス-破ノ型-をノーコスト召喚できるマジックである。
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▲ゴッド・ゼクス-破ノ型-登場。かなりの威容を誇る |
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▲あわや転落という目に。やり過ぎである |
バーチャルバトルで小さい子供と戦うときはゴッド・ゼクス-破ノ型-を出さないようにするなどの配慮が必要なのは間違いない。
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▲手前に注目。マシンにヒビが入っている |
安全基準はどうなっているのか。開発者、出てこい!
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▲開発エピソード。主体はあの「信兄」である |
現実なら大問題になってもおかしくない不祥事である。