虚木零児です。
実は僕、勝利の女神:NIKKE をサービス開始あたりから遊んでいるんですよ。特に攻略とか気にしてないし、ストーリーも追いついていません。初期の頃は戦力を言い訳にイベントもサボっていたレベルです。厳密には遊んでいるとは言わないかも知れない。
そのことを端的に表したのがこちら。
四枚目の二バカの付き添いバカ好きなんだけど未だに名前覚えてない
— 虚木零児 (@utsurogi) October 16, 2024
我ながらこれはひどい。
もともとはファンアートが4枚含まれたPOSTをリポストしての感想なので、これ単体で理解できないのは百歩譲って仕方ない。ということにする。にしても、三人のニケを話題に出しておいて固有名詞が一つもないのは一体全体どういうことなんだ。っていう。
ちなみにこのクイズの答えは「マクスウェル」です。
正直に言えば仕方ないのよ。齢を重ねて脳の容量がもうほとんど残っていない。いちいち新しい女の名前を覚えてなんていられない。だいたい、能力もよくわかってないんだから。こっちは。……何も仕方なくないか……?
これまでは仕方ないにしても、これからは変える事ができる。人間は日々学習し、進化していくモノですから。とはいえ、ニケのためにそこまで労力を割くのもアレなので楽はしたい。
ここで思いついたのが、有名な記憶術の一つである「既存の知識に関連付けて覚えていく」というもの。幸い、ニケのネーミングにはある程度の統一性なり、法則性があるので、そこを知っている記憶に関連付けることができれば、あるいは。
実際、前回のエヴァコラボのときに、スクールサークルの三人、ライ、アイン、ツバイは「あ、これはドイツ語の1(アイン)、2(ツヴァイ)、3(ドライ)から来ているのか」とわかってからは、名前が出てくるようになりました。これは勝ったな。
今確かめたらアインとツバイ逆に覚えてたので俺はもう駄目です。人間の頭はニケの顔と名前を一致出来るようには出来ていない
— 虚木零児 (@utsurogi) October 16, 2024
完璧な人間なんていないよね。
俺流ニケの名前の覚え方
とりあえず自分が読み返して覚えるためのものなので、他者からの可読性などは考慮していません。とりあえず所持済みのキャラを覚えるが目標なので順番は適当です。ついでに自分なり把握などを雑多なメモとして残しています。画像は用意するのが面倒なのでナシ。
メティス
ミシリスの最高戦力と称される部隊。ギリシャ神話の知恵の女神と同じ名前。ニケを「鉄くず」と見下してやまないミシリスCEOからの扱いが若干マシな部隊。自称ヒーローのラプラスを筆頭に、ヴィランのドレイク、常識人寄りなマクスウェルが続く。順位付けするとラプラス>ドレイク>マクスウェルとなるかな? というだけで、マクスウェルも向こう側だと思ってる。共通点としては、方程式を残した何らかの物理学者の名前。
ラプラス
フランスの数学者、物理学者、天文学者として知られるピエール=シモン・ラプラス。自然科学の発展に寄与し、多く名を残す傑物。ラプラス方程式、ラプラス変換、ラプラスの悪魔はいずれも彼の名前がついている。他社作品で言えばポケモンにも同名ポケモンがおり、頭がいいという設定がある。本来は奇々怪々な思考回路で破天荒な行動に走る女につける名前じゃない。尊大さと空回りが悪目立ちするが、人を助けることを好み、そのための労力を惜しまないところは好き。
ドレイク
アメリカの天文学者、天文物理学者として知られるフランク・ドレイク。他の二人と違って没年が2022/9/2という比較的最近の人物。地球外知的生命体の数を推定する、ドレイクの方程式を提示したのはあまりにも有名。ちなみにドレイク自体は火竜の名前でもあり、ポピュラーな名前で有名人も多い。私掠船――平たく言えば海賊船船長のフランシス・ドレイクなどもいる。ヴィランに憧れるあたりはこの辺の影響なのかも知れない。言葉選びや思想はエキセントリックながらも、行動はごく常識的な範疇に収まってしまい、悪にはなりきれない愛嬌があって好き。
マクスウェル
イギリス・スコットランドの理論物理学者、ジェームズ・クラーク・マクスウェルから。マクスウェルの方程式で古典電磁気学の確率に貢献、また、思考実験のマクスウェルの悪魔でも有名。レールガンめいた武器を使うのはこの影響なのかも知れない。戦闘員として以外にも武器開発や技術者としての側面も持つため、比較的地味な貢献も見かける。無茶苦茶やってるラプラスや、張り合おうとするドレイクと比べるとだいぶマシだが、技術者としてはマッド側で変人の類。でも結構好き。
アブソルート
エリシオン最強の部隊。おそらく英語の absolute から。作中の描写的にはマジモンの精鋭、トップ中のトップ。前述のメティスも同じ「最強」を関することから比較されるような描写もあるが、カタログ的なスペックはともかく、戦績はこちらのほうがよい様子。あと単純にこっちのが強そう。名前は「優れた」を内包するものか?
ウンファ
中国方面の言葉っぽいがマジで意味がわからん。中国名を単純にGoogle翻訳する「銀の華」となるのだが、特に銀の花についての何かしらの逸話が見つかるでもない。韓国語名が「銀貨」と訳されるのに、「華」とか「華やかに」を意味する字に置き換わっているのもいまいち納得ができない。音は化に依存するが、財貨を意味する貝の部分がなくなっているのはただ単に音をあわせただけか? となると、結びつけようがないので気合で覚えるしかないが……
厳格な軍人気質で理想が高く、実力の伴わない者へは痛烈な言説を浴びせる。その実、弱者を切り捨てるような性質ではなく、成功のために立てた道筋のために必要なものを要求するようなタイプ。加えて出自の都合上、指揮の知識も豊富で指揮官の選択にも評定が及ぶので実際にいると胃に穴が開けると思われる。性格に加えて服装もエグい。結構好き。
エマ
ゲルマン語で「すべてを許容する・大きな」または「優しい」などといった意味を持つ。人名としてはErmentrude (Ermin「全体的な、普遍的な」+irut「愛される、愛しい」)の短縮形と考えられており、このあたりが下敷きにあるか? エマ・ワトソンなど実在の人物も思い当たるが、すげえ壮大な名前なんですね。
その名の通り大きく優しい女性。人の世話を焼くのが好き。料理を作りたがるのだが、何らかの問題を抱えており、部隊内では危険物扱い。同じ部隊だとウンファの人当たりがかなりキツく、ベスティが引っ込み思案であたりが悪いので相対的にまともに見える。結構好き。
ベスティ
BestとかVery、最上級の-estとかと絡めれば覚えやすそう。見た目は小柄で気弱な少女である。最強部隊の中でもエース的なポジションで、態度・言動にはかなり厳しい苦言を呈するウンファでさえも戦闘力については何も言わない。ニケになる前はいじめられていたらしく、その頃の経験から他人の害意にすぐに屈してしまう気がある。ストーリーの都合上とはいえ、かつての関係性に引きずられて怪物みたいに強い彼女に強気に突っかかるいじめっ子は滑稽だし、若干ヒヤヒヤする。好き。
マイティツールズ
ミシリスの建設支援部隊。優秀なツールズということで、戦闘よりも工兵とかそっち方面が期待されている雰囲気。前述二隊が三人編成なのに対して、現在は二人しか見当たらない。建造・配管・電気工事などの工業系から、デザインなどもお手の物でオールマイティな活躍が描写される。建築と言えば測量も必要で、名前は単位に関連する語句が使われている。
リター
部下の名前と、工兵的な立ち位置と組み合わせるとおそらくは単位のリットル(リッター)であろう。ボルトとかいう犬? を連れた小柄な女性だが、喋り方も言動もすべてが年寄りくさい。実際、本人的には高齢の認識らしく、指揮官を青二才と呼び、自分が早晩いなくなることを気にする発言もある。建築関係ということで現場環境にはうるさく、だらしないアニスとの諍いもまま見られる。好き。
センチ
単位の接頭辞であるセンチ。明るく元気でバカっぽいが今後にも悩みを抱える誠実な人物ではある。技術や腕前は十分あるはずだが、偉大な先輩リターの存在もあってか、周囲からも自分自身もやや頼りないと見ている様子がある。当人も十分な自信があるとは言えず、思い込みから迷走してしまう危うさも秘めている部分がある。派手な露出はないものの、割と服装がヤバイ。好き。
イージス
ギリシア神話に登場する防具、盾とも胸当てとも言われるアイギスの英語読み。実際に防空戦闘システム「イージス・システム」を搭載した軍艦・イージス艦も含意と思われる。エリシオン所属。戦艦「アドマイアー号」を所持し、海上戦闘に備えている。ニケは原則泳げないが、この部隊のメンバーは水泳能力を有する。コラボで海に潜って魚を取ったりもした。とはいえ、現状、地下に追い詰められているのでほとんど出番はなく、維持費はセレブからの寄付で募金のためにパーティを開いている。全員、船の器具の名前。
ヘルム
英語で「舵」もしくは「それを操る」こと。船の進路を決めることを意味し、指揮なども指す言葉。大型艦を駆るイージス部隊のリーダーとしてはこれ以上ないぐらいピッタリの名前。責任感が強く生真面目、アドマイアー号を部隊の一員と信じて、いつか来るであろう活躍に備えて全力を尽くす。寄付を募るときも最前面に立つ部隊の顔だが、当人的にはあまり楽しい仕事ではない模様。悪く言えば堅物なので、マストやアンカーから反発を食らうことも少なくない。好き。
マスト
英語の帆……ではなく「帆柱」のこと。かつては風を受けて船を推進する帆ぐらいしか立てるものなかったが、今はいろんな物が付いてものマストに含まれるらしい。名前的には船の推進力を受けながら周囲を見回すポジションに当たる。海軍というより海賊風の服装が特徴的。豪快で明るいそれこそ海賊の陽の部分が出たような性格だが、セレブに媚びへつらって寄付金をもらうロマンのない生活には若干辟易している模様。好き
……なんか公開前にちょっと書き足そうと思ってゲーム見直したら、持ってなかったわ。実はよく知らないニケだった。でも好き。
アンカー
英語の「錨」、船が停泊するときなどに思わぬ方向に進んでしまわぬよう、自分の位置を固定するための器具。名前の通り潜水が得意な他、センサーにより索敵なども可能。面接室には君と僕しかいませんが? 口数が控えめでおとなしい感じ。ヒトデやナマコといった海に生息する棘皮動物が好きで飼育している。自己主張が控えめに見えて、ヘルムが苦手なことをいいことにナマコを投げつけたりとロックな反抗心を見せることも。好き。
メイド・フォー・ユー
あなたのメイド。テトラライン所属。設定的には「家事支援用の生活補助部隊。掃除、料理、洗濯などそれぞれ専門とする分野を担当し、アーク市民なら誰でも彼女たちを派遣してほしいと申し込むことが出来る」らしい。メイドカフェにいるイメージしかないけど? 全員飲み物の名前。
ココア
カカオから作られる甘いあれ。小柄で可愛い末っ子ポジションのプロメイド。ちょっと子どもっぽい部分もあるが、プロの自負を持って精一杯頑張る姿はいじらしさがある。ケチャップでサービスしている時の自慢げな様子、失敗したときの悲しげな様子などは可愛らしいが、悪漢程度なら即座に制圧してしまえる程度には強く、メイドとしてのプロかはともかく、実際プロではある。好き。
ソーダ
重炭酸曹達を溶かして作られる飲み物。我々の感覚では炭酸水の類を指す。掃除と洗濯を得意とする明るく元気なメイド。だが、ドジを踏むことが多くて、失敗も少なくない。それでもめげず、しょげず、へこたれない姿に周囲からは温かく見守られている。テトララインはこいつを他人の家に派遣するつもりなん?
とある事情からバニー姿があり、別キャラクターになっている。もとよりある、迫力が服装の所為でよりすごいことになる。イベント自体は他者を蹴落とすことにためらいを覚え、笑顔を曇らせてジメジメしてしまうものだが、最終的には己にできることに全力を尽くす姿勢で人々の心を打つ。結構好き。
エード
果汁を薄めて甘味料を加えた飲料の総称。日本で馴染があるのはレモンのエード、レモネードではなかろうか。昔あった「ゲータレード」のエードもこのエード。ちなみに果汁100%のものはジュース。メガネを掛けた落ち着いた雰囲気の女性であり、奥ゆかしく親切、何をやらせても隙のない完璧なメイド。リーダーではなさそうだが、メイドたちの要・まとめ役のポジションを担っている。大好き。
M.M.R.
正式名称はMissillis Military Research CenterでM.M.R.は略称。ミシリス管轄の軍事研究所で様々な研究や実験が行われている。まあ、ミシリスの時点で内容はお察し。関係者からは嫌われがちなポジション。所属が少なく、傾向も何もあったものではない。
エーテル
宇宙に満ちているとされた物質、エーテルから。エーテル自体は現代では存在が否定されているが、広くあちこちに存在する物の象徴となり、イーサネットの由来となった。
キャラクターとしては科学発展のためには犠牲も惜しまぬマッドサイエンティストで、研究以外にはほとほと関心がなく、書類などもちろん、ストッキングが伝線しても「メンドイ」のみで済ませてしまう。指揮官に対しても「実験体7号」と呼ぶほどだが、常識はない側。ミシリスの科学・技術では相当重要なポジションに居るらしく、周辺キャラクターの動向に目を光らせときには脅し文句も口にする。が、口で言うほどドライではなく、イベントなどでは密かに手を回してニケたちを手助けするなど情が深い。大好き。
スクール・サークル
M.M.R.附属高校の学生たちの部隊。スクールの集まりぐらいの意味。学校生活を送りながら実戦に向けてのいろいろを勉強している立場。生徒たちは我々の世界の学生たちのように、勉強に苦しみながらも楽しく元気にやっている。ように見えるが、前述のM.M.R.付属の時点できな臭く、成績の悪い生徒は処分される過酷な環境。それは生徒たちも薄々感づいており、うっすらとした絶望感が蔓延しており、将来に希望を持たない者も多い。名前はドイツの数字に由来している。
ライ
3(ドライ)のライ。見た目は幼児と言って差し支えないし、精神的にも幼いが立派な三年生で最高学年。三年生であることに自負を持ち、先輩たらんと背伸びをするが、やや未熟さが目立ち、後輩のはずのアインやツバイとの関係性は同格に近い。遊びとお菓子が大好きで勉強は嫌いだが、やる時はやるタイプ。好き。
アイン
1(アイン)。ファッションに関心を持ち、将来はデザイナーを夢見る1年生。授業中の居眠り、携帯を触ったりとギャルでカラオケに行ったりと遊びもよく知っている。クラスでは友人も多く、誰かを誘ったりということも多いようであるが、その実、どこか距離をおいている部分も多く、特別信頼を寄せているのはライとツバイの二人だったりする。この高校において「ルシェーの専属デザイナー」という夢をはっきりと持ち続ける程度には意思が強いため、はっきりと自分の意見を告げられる人物であり、この高校においては変人。好き。
ツバイ
2(ツヴァイ)。真面目で落ち着いた性格の優等生。予習復習を欠かさず、勉強にも真面目に取り組んでいる。が、将来への展望がなく、自分自身の価値も低く見積もっている部分があり、若干心配になる。アインと比べると本を読んだり、勉強したりが好きで、遊んだりは若干苦手に感じている様子。故にどこか気難しげな雰囲気もあるが、思考も感性も柔軟なので環境がなあという気持ちがある。好き。
セラフィム
天使の位階の一つ熾天使と同名。テトララインが運営する医療支援部隊。リペアセンターや病院に勤務しており、所属者は全員有能な医者。名前の法則性がよくわからん。
メアリー
Maryという名前自体は聖母マリア(Maria)から由来。マリアに由来する名前は多く、マリーゴールドの呼称で知られる薬草も多い。綴だけならローズマリーもあるが、こちらのマリーはマリン由来という説が濃厚。医療従事者という意見もあるが、覚えられないニケの名前を覚えるのに、知らない人の名前を覚えたのでは本末転倒も良いところなので却下。
慈悲深い優秀な医者。白衣の天使と呼ばれることもあるが、医療従事者の手を焼かせる患者に対しては厳しい態度を取る。それもこれも患者の身を慮るが故であるが、患者も患者で都合があるのが悲しいところ。指揮官も指示無視の常連であり、痛い注射は脅し文句の一つ。また、心中にはある後暗い秘密を隠し、同僚のペッパーには後ろめたさを感じている。彼女にとって医者としての仕事は贖罪的な側面も持つ。結構好き。
ペッパー
名前自体は胡椒のペッパー。医者(ドクター)でペッパーとなれば、開発者のウェード・モリソンの義父チャールズ・ペッパーを連想するところだが、薬草としてのペッパーミントであったり、ペッパー自体も薬的な扱いを受けていたことも考えると、この二つだけでは判断が難しいところではある。
明るく元気なセラフィム部隊のビタミン……とあるが、ビタミンってそんなイメージが一意に定まるようなものでしたっけ? という。メアリーを尊敬し、憧れているが現状は若さや青さが目立ち、元気と爽やかさで人々を勇気づけている立場。本人に記憶は残っていないが、メアリーとはニケとなる前から浅からぬ因縁があり、現在の彼女からは想像もできないほど暗い過去がある。でも好き。
アンリミテッド
制限のない、果てのないといった意味合いのunlimitedを関する部隊。極寒地帯を開拓し、遭難してしまったニケの保護や救助を行う。途中まではテトララインのニケのみで構成されていたが、追加要員がミシリス出身なので統一ではなくなった。迷い込んだニケたちの状況はまちまちで絶望的も多いが、彼女らの精神的なタフさはそれを凌駕する。女王はルドミラのようだが、アリスに関連する名前が多い
ルドミラ
ルドミラ自体はスラブ系の女性名で人々に愛されるといった意味を持つ。ルドミラは英語読みに近い感じ。同じ部隊にアリスがいることから、不思議の国のアリスの絵本で有名なルドミラ・バルフールではというお話。知らない作家ですね……。
氷雪地帯での活動するためか、名前の方向性もあって、ロシア・ソ連系の意匠が目立つ。自ら進んでニケとなり、氏名に身を投じた誇り高き人物。他の連中よりはマシな部類だが、指揮官を「しもべ」と呼ぶなど変人の部類である。電子機器との相性は絶望的に悪く、スマホなどもごく短時間の接触に止めないと故障してしまう。結構好き。
アリス
世界の把握と表現が独特で、ルドミラを女王、指揮官をウサギと表現する他、ラプチャーを「ハートの女王の手下」としており不思議の国のアリスとの関連を思わせる。ポワポワとした喋り口とは裏腹に推察力、判断力には優れるが、いかんせん表現方法が独特な上に緊張感がないのでいまいち分かりづらい。悪意がなく見ていて不安になるほどに純真。一方で、結構ひどい状況のニケなどを回収した際は、楽観視ではなくシビアに物事を見ながらも希望を捨てていない節がある。好き。
ネヴェ
ラテン語のNivar(意:雪が降る)から転じて、イタリア語で雪。その他、同語源で雪や氷にまつわるワードに使われている。ホッキョクグマを探しており、すぐ寝る。アリスとは別路線でマイペースな人物であり、非協力的まではいかないものの、自分の行動指針はズラさない。特別怠慢ではないが勤勉とは言い難いため、過度な期待は禁物。ルドミラとアリスという目先にこだわらず、大局的に彼女の貢献と協力を信じてくれる仲間といるからうまくいっている節がある。好き。
トーブ
アリスのジャバウォッキーの歌に登場するTovesから。薪をくべてストーブという覚え方でも悪くはない。現状、部隊で唯一ミシリスのニケ。過去のサバイバルの技法について独学で研究、食料資材を現地調達して生き延びるという真っ当な手法を使う。が、他の連中が常識外れの超人なため、彼女の技術は直接的には仲間の役に立たないという致命的な問題がある。とはいえ、極限状況に迷い込んだニケや生存者にとって彼女の技術は至って重要であり、劣後感とは裏腹に部隊からは認められている。手が焼けるのを構わず松明を掲げ続けたシーンが好き。結構好き。
とりあえず、成長度合いは別にしてメンツが揃っているのはここらへん。他の部隊はどこかしらに欠けがあるか、誰も持っていないかのどっちかなので、次回以降で頑張って覚えていきながらあれこれ期待を寄せていきたい。
最後になったが、一応、書いておくと上にあるのは「僕なりの覚え方」であって、由来がこれ! 逸話がこれだ! という話ではないです。本来はこっちから来てるんだけども、その由来自体が僕に馴染みが無くて、むしろ似た響きの語の方が近いならそちらを優先しています。