前回、ティエレンタオツーについてのメモを終えた所で、(まあ、せっかくだからデュエルガンダムについても纏めておくか。アケでの縁もあるし)という思いもあり、適当に纏めておくことにする。
正直、それほど使い込んでいないのだが、それはそれ。である。
●アケとの違いについて
現行アーケードのMBonとの違いはざっくり下記の通り。- コストの上昇(最低コスト(1500)から中コスト(300)へ)
- アシストの消滅
- 換装の双方向化とパージアタックのリロード式への変更
- ASサブ(ミサポ)の変更
コスト上昇は珍しいことでもない。これにより、ニコルと並んだので煽られることもなくなった。なお、戦友のディアッカも300コストなので、SEED赤服隊は全員300コストと言うことに。
……アスラン? いえ、知らない子ですね。
アシストの消滅はデュエルに対する修正というよりはゲーム全体の方針変換に伴う修正に巻き込まれた形になる。特にデュエルのアシストは呼び出し後は追従する特殊タイプだったので仕方ない部分はあるかも知れない。
いや、荒熊が許されてディアッカが許されない理屈はよくわからないんですが。
アシスト消滅によって空いた特射の武装スペースにAS脱着が追加。これによりパージアタックによるAS→生への一方通行換装が双方向換装になった。要は、MBからコストアップしたFA-ZZの時と似たような流れ。
結果、パージアタックが一出撃一度の制限を取り払われ、弾数制の格闘に変更。リロードさえ出来れば何度でも受け取って貰えるようになった。なお、パージアタック使用によるAS→生への換装処理は変更無し。いや、当たり前か。
AS装着時のダメカットや生化による足回りの向上は変わらずなので、その時その時で必要な方にスイッチできるようになったのは大きな利点。これによって鈍足のASでは高速戦闘についていけず、泣く泣く虚空に受け取らせる必要はなくなったし、それどころか、合流後に被ダメカットを取り戻せる様になった。強い。
もう一つはASサブの変更。弾数が20発まで増えたのもそうだが、Nサブとレバーサブが分化しているのに注意したい。従来の5発発射はレバーサブで、Nサブでは10発のミサイルをばら撒くように撃つ。原作(のバンク)ではバラマキ気味だった気がするから、きっとそういうことだよね。
飛び方に差が出ており、Nサブが中距離での牽制目的なのに対し、レバーサブはメインでよろけた相手への追撃においては勝る。アケデュエルでメイン→ミサでダウン取りしていた人はレバーを入れてサブを出す様に注意しておきたい。
後はメインの弾数が増加したり、ASのCSに慣性が乗るようになった、生特格が強よろけになった等、細かな性能変化があるが、アケの感覚でもなんとか使えるレベル。
唯一、AS→生で低下していた格闘の威力が逆転したことは気をつけたい。換装機になったことで、生形態のポジションが強力なパージアタック後の弱体状態から、機動性と格闘火力が伸びた近接寄り状態へと変わったのだろう。
覚醒についてはプレイヤーのスタイルとの相談になる。格闘・押し込みが得意なブレイズは生との相性が、射撃・防御に恩恵の大きいライトニングはASとの相性が良い。ワンチャン持っていきたいならブレイズを、立ち回りを補強したいならライトニングをといった所だが、俺はブレイズ寄り。
ストライカーは存外なんでも良い。機体単体である程度は揃っているので、各個人が欲しいものを補える。300コストのあり方を考えると、自衛を強化するのが無難なところかも知れない。
個人的な話を言えば、MBおよびMBonにおけるデュエルの魅力の大半はバスターガンダムから感じているのでバーサスにおけるデュエルガンダムは正直あまり……。乗れはするものの、アケで使った時のようなフィット感はやはりない。
ただ、ゲーム全体のコンセプト変換に伴い、方針転換を余儀なくされた機体群では割りとマシな部類に入ると思う。そもそも、初登場時のFBの機体コンセプト自体が“独特のアシストをもった貧弱万能機”だったのが幸運だった、と今なら思える。
唯一、AS→生で低下していた格闘の威力が逆転したことは気をつけたい。換装機になったことで、生形態のポジションが強力なパージアタック後の弱体状態から、機動性と格闘火力が伸びた近接寄り状態へと変わったのだろう。
●まとめ
ディアッカの消失により、置きゲロビで相手を引っ掛ける戦法は取れなくなり、素直な射撃戦が必須になった。幸い、牽制ミサの追加された上、パージアタック後もシヴァが撃てるのでどうにもならない絶望感はない(300コスト自体、若干息苦しいことを加味しなければ、だが)。覚醒についてはプレイヤーのスタイルとの相談になる。格闘・押し込みが得意なブレイズは生との相性が、射撃・防御に恩恵の大きいライトニングはASとの相性が良い。ワンチャン持っていきたいならブレイズを、立ち回りを補強したいならライトニングをといった所だが、俺はブレイズ寄り。
ストライカーは存外なんでも良い。機体単体である程度は揃っているので、各個人が欲しいものを補える。300コストのあり方を考えると、自衛を強化するのが無難なところかも知れない。
個人的な話を言えば、MBおよびMBonにおけるデュエルの魅力の大半はバスターガンダムから感じているのでバーサスにおけるデュエルガンダムは正直あまり……。乗れはするものの、アケで使った時のようなフィット感はやはりない。
ただ、ゲーム全体のコンセプト変換に伴い、方針転換を余儀なくされた機体群では割りとマシな部類に入ると思う。そもそも、初登場時のFBの機体コンセプト自体が“独特のアシストをもった貧弱万能機”だったのが幸運だった、と今なら思える。